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Polytopia 部族評価と攻略②

2022/11/20 最新バージョンを反映

Polytopiaは課金も含めて全16種類の部族が選択できる。一見どの部族も大した違いはないのですが、実はとり得る戦略がかなり違ってくる。この記事ではPolytopiaのそれぞれの部族を敵AIで現れてきた時の特徴も含めて前回の記事に引き続き評価していく。 

Perfection、Crazy、9部族マップでの強さ(高スコアの狙いやすさ)が基準

syumiumi.hatenablog.com

の続き

 

 

Vengir(白・剣兵)

強さ:最強

初期ユニット剣兵は反則級の強さ。序盤も中盤も剣兵でスムーズに拡大できる。シナジーを狙って道路を早めに研究しておきたい。初期は大体ゴミ立地だが、狩猟・採取・魚いづれかが2つあれば十分。立地厳選しない場合は少しピーキーである。

敵AIも強い。バンバン剣士を出されると自分も剣士以外では対抗できず、非常に困る。大国化することも多い。近くに居るだけでリスタートしたくなってくる。ハイスコア狙いの時はDisableして敵AIにVengirを出させないことも推奨

 

Zebasi(橙・農業)

強さ:普通

初期農業は規模2→3への都市成長がしやすいが、採取や狩猟に比べて余分に★がかかるのがマイナス。風車テクノロジーも最後まで特に必要無いものなので、Imperiusの劣化版感がある。

敵AIは普通。ユニット自体は強くないが、都市規模拡大できずに事故っている可能性が低いのでコンスタントに成長している印象。

 

Ai-Mo(水色・瞑想)

強さ:弱い

瞑想が絶望的に役に立たない。立地も微妙。遺跡からの巨人狙いか、立地厳選しないと勝てない。なんとか他部族に接触して生産型テクノロジーを早く獲得したい。

敵AIは普通。

 

Quetzali(深緑・盾)

強さ:弱い

盾で敵首都に肉薄して攻撃を誘い、次ターンで逆襲占領が前バージョンまでの鉄板戦術だったがCPUの思考が強化されてほぼ手出しされなくなった。探索させても死ににくい盾兵でどんどん他部族に接触できるのは良い。初期から盾兵を出せるので複数の他部族が近い立地だと死ににくく強い、がやはりピーキー

敵AIは普通。盾を自都市の近くまで肉薄させてくるパターンが多く、自ユニットの移動が妨害されるので煩わしい。一方で生産系の技術など持っていないため、伸び悩んだ挙げ句周りの部族を妨害して自分も滅びがちの迷惑な存在。

 

Yadakk(茶色・道路)

強さ:ふつう

道路は強いテクノロジーだが1ターン目に2部族以上に遭遇しないと都市の規模拡大ができないので、立地厳選に少々難儀する。

敵AIは普通。遭遇時に道路テクノロジーを貰えると嬉しい

 

Aquarion(ピンク・騎兵の海侵入)

強さ:普通

一見雑魚だが性質から拡張スピードは加速していく。海から騎兵で空き巣が狙える。巨人も海を渡れるので他大陸への侵攻が早くできるのはスコア狙いでは大きなメリット。早い段階で他部族と接触して生産テクノロジーを獲得しよう。

敵AIは弱い。ただ騎兵を海からどんどん繰り出してくるので鬱陶しくもある。

 

Σ∫yrion(ネオン・狩猟・動物は仲間)

強さ:普通

ずばぬけて特殊な部族。動物を結構強いユニットに転換できるので、最初期の拡張はしやすい。初期に伐採できないデメリットが前バージョンだと大きかったが、伐採がナーフされたことで相対的にデメリットが低減した。クジラが★ではなくユニットに変わってしまうのは痛いが、出せるユニットはそれなりに強い。税関で稼ぐ&都市の規模上限でユニットが出せないことが無いようにテクノロジーは港を狙おう。巨人ユニットのドラゴンは強いが登場が遅すぎて出る頃には大勢が決している。

敵AIは強い。序盤は動物ユニットがかなり脅威になる

 

Polaris(白・敵を凍らせる)

強さ: 弱い

クセが強すぎる。一番キツいのは、税関と港が建てられないこと。代わりによくわからない建物がスターを算出するが、最終的な出力は税関に遠く及ばない。港の代わりのトレーディングポストは人口が1しか増えない(港は2)ので、都市の規模も見劣りする。

最初にテクノロジーが無いのも厳しく、周囲を凍らせるユニットは最初に居ても役立たず

唯一の長所は巨人ユニットで、移動時に周りの相手を全部凍らせられるのは反則的に強い。白兵戦最強である

敵AIは弱い。強すぎるクセのせいで上手く発展できていないことが多く、カモである